これもおなじみ、お題を頂いて即興で小噺を作るおあそびです。
「芝浜」「酔っ払い」「財布」のような三題噺も良いかも。 |
「お題と関係ないような気がするんだけど」 「かたつむり だよな」 「もしかしたら小咄の殻を脱ぎ捨てたかったんじゃないかな」 「なに!殻を脱ぎ捨てるだと!それじゃナメクジじゃねえか! し、塩もってこい!」
「かたつむり に関するクイズを出すぞ。頭使えよ!」 「IQ120の俺をなめるなよ。」 「かたつむりの正式名は?」「マイマイ!」 「肉食のも少しいますが、おもな食べ物は?」「落ち葉!」 「じゃあ、でんでんむし の歌の後半を唄ってください。」 「つの出せ、やり出せ、頭出せ♪」 「ブー!つの出せ、やり出せ、目玉出せ でした。年配の人は結構間違うんだよね。」 「へ〜、目玉か〜。頭だとずっと思ってた。歌はむづかしいよ。」 「いいや、歌詞を覚えるのに 目は必要でも 頭はいりません。」
いたずら好きの三人が、無いもの買いをしようと八百屋へ来ました。 甲「おい、久しく食ってないんだ、かたつむり あるかい?」 乙「海へ行くんだ。銛(もり)をくれ。」 丙「今晩 鹿の肉で鍋をやるんだ。おいしいとこ包んでくれ。」 主「・・・・・」 甲「へへへ、八百屋のおやじ、困ってるぜ。」 主「お客さんたちは運がいいですよ。今朝、桑名からかたつむりが届いたところです。銛も、売り物じゃないですが、私も釣りをするんでね、これで良かったらお譲りしましょう。そして昨晩 連れからちょうど鹿のモモ肉をもらったとこで。」 乙「どうする・・みんなあるじゃねえかよ。」 丙「ここまできたら押し通すしかねえ。」 甲「蛤は桑名かもしれねえが、俺は かたつむりは同じ三重の津産しか食わねえんだ。」 乙「海が時化てるから山に変更だ。銛じゃなく鑓(やり)を持って来い。」 丙「鹿肉は、モモより 頭がうまいんだ。後で飾りにもなるし。頭を包め。」 主「そんなわがままを、三人で合唱しないでくださいよ〜。」 甲「津の出せ!」 乙「やり出せ!」 丙「あたま〜出せ♪」
「おい、背中にダンボールいっぱい背負って どこ行くんだい。」 「梅雨に入るだろ、公園からガード下に引っ越すんだ。」 「俺なんか、トタンで囲ってるから雨でも大丈夫さ。」 「じゃそう言うことで、またな。よっこらしょっと。」 「なんだい、掛け声ばかりでちっとも進んでないじゃないか。かたつむりみたいな野郎だな。」 「そうさ、だから背中に家を背負ってる。」 |
「パパ、あのお店、入り口のところに赤いのぶら下がってるよ」 「あれは ちょうちん といってな、あれを目印にしてお客さんが来るようにって 下げてあるんだよ」 「夏休み、おじいちゃんのところにもぶら下がってたね」 「あれは盆ちょうちん、死んだ人の魂が見つけやすいようにって、明かりを入れるんだ」 「そうかあ、それでパパもちょうちん持ってんだね、ボクが迷子にならないようにって」 「な、なにももってないぞ」 「うそだーい、鼻からぶら下がってるよ」 「まあ、そんなところかね」
「こんな時間に、また今夜は誰のとこに行くんです?」 「小田原提灯ぶらさげて〜♪と、どの娘にしようかな〜」 「歌なんか唄ってないで、早く決めてくださいよ 朝になっちゃいますよ」 「おまえはどの娘がいいと思うんだ?私はねえ、あの娘か・・いややっぱり・・う〜ん」 「暗くてよく見えないけど、きっと、ニヤニヤしながら悩んだ顔してるんでしょうねえ」 「私の顔を照らしてごらん 小田原評定(表情)だ」
「こんな時間にあの娘のとこですか?羨ましいですよ。この女殺し!」 「あはは、何を言ってるんだ。」 「若旦那は男前だし優しいし気前もいいし、女がほっておきゃしないですよね。」 「こらこら、よしな,木に登っちゃうよ。」 [ホントのことですよ。若旦那の褒め言葉ならいくらでもポンポン出てきますよ。」 「なんだおまえ、提灯持ちだと思ったら太鼓持ちだったのか。」
「こんな時間に旦那のお供だなんて、寒いし眠いし疲れるし」 「愚痴を言ってないで しっかり提灯を持っておくれ」 「でも景気悪いですよねえ、旦那のとこもいつどうなるやら」 「おいおい、暗い話ばかりしてるんじゃないよ」 「でも提灯じゃ 遠く(トーク)は明るくできません」
熊さん 「これは 御隠居さん お久しぶりで」 ご隠居さん 「おや 熊さんか どうしたい」 熊さん 「いえね 珍しい物をお持ちだと聞きやして」 ご隠居さん 「ああ 超 珍しい物を持っているよ」 熊さん 「だから 超珍持ちと 言うんだ」
「与太郎、お前に提灯持ち頼んどいたろ。どうしたい。」 「へえ、そこの皿に。」 「そこの皿にって、何だコリャ?あんころ餅じゃないか。」 「へえ、これがホントのちょうちんあんこうってやつで・・・。」 |
「いけねえいけねえ、つい将棋に夢中になりすぎて、段をまちがえちゃった」 「段なんかもってないんでしょ、ああた、初心者のくせに、酒でも飲んでるんじゃないの?」 「飲んでないし、初心者でもねえ」 「そうですかねぇ、ああたさっきから王将ばかり前に進めて、こっちの陣地に入るなり いきなりひっくり返して、いったいなにやってんです?」 「見ての通りよ、ひっくりかえりゃ金だろが、どうだい、これで王手できねえぞ」 「なんともめめしい戦法ですね」 「女々しい?おりゃ男だぞ!」 「なに馬鹿なこと言ってるんですか、じゃあこの元王将をこの角でと・・・ハイおわり」 「き、汚ねえぞ、横取りしやがって!」 「横じゃない、斜めです」 「
「この金っての、好きだな。銀とかと違って余計なものくっついてないし、 なんかさあ、純粋って感じするよな」 「裏がないから?いいから早くさせよ、ったくこれだから初心者はいけねえ」
「昨夜の事件聞いてくれよ。寝てたら、かかあにたたき起こされてさあ。」 「いびきがうるさかったのか?」 「そんな事ならいいんだが、どうやら寝言で女の名前言っちゃったらしいんだ。」 「ひょっとして、浮気相手のあの娘の名前を!?」 「そうなんだよ。夢のことだから、そんな女知らねえととぼけても、誰なんだ〜どこで会ってるんだ〜ってしつこくて。」 「で、どうしたんだ?うまく誤魔化せたのかよ?」 「あんまりしつこいからさあ、酒でも飲ませて眠らせようと戸棚から一升瓶だしたのさ。」 「一晩寝れば怒りも鎮まるかもしれねえし、疑いすぎたと思うかもしれねえや。どうだった?」 「それが、お酒なんかで忘れません!だいたい私は暖かいものしか飲まない!なんて言うんだ。」 「なるほど、やっぱり女は カンがいいんだ。」
「夢見ごこちで酒飲んで、女を抱いてさ」 「あんた、なに馬鹿なこと言ってるの むしゅめ の前で!」
女房「なんだい、あんた。寝ながら、ニヤニヤして……。何か夢でもみてたのかい?」 亭主「ア〜ァ、ああ、夢だったか。実は、良い夢をみてたのよ」 女房「どんな夢なんだい?」 亭主「それが、俺が寝てたら、そばに良〜い女が酒持って現れて、俺に酌してくれるのよ」 女房「あら、聞き捨てならないねぇ」 亭主「まだ二十歳(はたち)くらいの若いおんなでなあ。俺に枝垂れかかって、お前さん、はなさないよ、なんて言ってな!」 女房「まああ、悔しい! シク、シク、シク……」 亭主「なんだって、泣くんだい?」 女房「だってそうじゃないか! お前さん、私以外の女の事ばかり考えてるから、そんな夢みるんだろう!」 亭主「ハハハ、実はそうじゃないんだ。ちょっとお前をからかってみたんだ。実は、その良い女ってのはな、お前の若い頃なんだよ」 女房「ウソお言いでないよ!」 亭主「本当だって!」 女房「だって、あたしの夢にゃ、お前さんなんぞ出てこなかった」
「浮かない顔してるね。」 「ああ。いい女のお酌でたらふく酒を飲める夢でも見ようと思って寝たんだ。」 「それで。」 「夢の中で、酒樽に入って浴びるように飲んだんだ。」 「よかったじゃないか。」 「よくないさ。眼が醒めたら、蒲団にそそうしてたんだ。」 「その歳でか。そりゃ気の毒に。ところで女は出てこなかったのかい。」 「ああ。その代わり女房が愛想を尽かして出ていった。」
ヒントは有名な「夢の酒」です。噺になってませんが、ご勘弁してください。 お酒を前に八五郎はお預けを食らっていた。それと言うのも、さっきから癇癪が治まらない酉子(ゆうこ)が、五合徳利を持ったまま八五郎に中々お酒を飲ませようとしないのだ。和服の似合ういい女なのだが、見かけによらず、とり年せいかピーチクパーチクと喋る。やっとの思いで八五郎は遮った。 「酉子(ゆうこ)、だから夢の話だと言っているじゃないか。」 「わたしゃくやしいよ。夢にしても、わたしじゃなくてなぜそんな女が出て来るんだよ。」 「くやしい!」というなり、酉子は徳利をさっさと片付け始めた。 「待ってくれよ。後生だから、酒を飲ましてくれよ。」 「五升だろうが五合だろうが、その女に飲ましてもらえばいいでしょ。」 「なあ、こうしよう。これからひと寝入りして、こんどこそおめえが出てくる夢を見るからよ。勘弁してくれよ。だから、寝酒に一杯いいだろ。」 「そうかい、きっとだよ。」酉子は八五郎におちょこを持たせて、徳利を傾け始めた。 「おっとっとっと・・・・」・・・・・・・ 「なにが、『おっとっとっと・・・』なの。」と肩を揺すったのは、珠子だった。 八五郎は白昼夢を見ていたようだった。目の前のテーブルには赤ワインの入ったグラスが置かれていた。 「また、変な空想していたんでしょ。お食事が冷めてしまいますよ。さあ。」珠子は洋装のよく似合う肉感的な女だ。「さあ、どうぞ」 「なんだか、久しくアルコールを飲んでないような気がするな。」 「何云ってるのよ。毎日、ワイン1本空けるくせに。」 「そうだよな。取りあえず一杯いただくか。」と、ほくそ笑んでグラスを口に近づけた。・・・ 「おまえさん、おまえさん、起きとくれ。」と言って揺すったのは酉子だった。「にこにこして私の夢を見てくれたんだろうね。どうなんだい。」 「それが、その〜、すまねえ、このとおりだ。」と云って手を合わせた。 「何ですって・・・」って、またしてもピーチクパーチクと始まった。八五郎は今度こそと言って酉子を説得して、お酒を注がせた。おちょこを口に・・・・ 「あなた、何やってるんですか。」と珠子の声で気がつくと、ワインを一口も口にすることなく、ズボンに全部こぼしていた。ヤケになってボトルの口から呑もうとすると・・・・ 「おまえさん、おまえさん・・・」と酉子の声で気がつく。そしてまた・・・ 八五郎は、迷宮の中に入り込んだようで何がなんだか分からなくなってしまった。それもその筈、昔からトリ(酉)が先か卵(珠子)が先かは謎なのだから。 |
「この金っての、おれ好きだな、なんていうか銀なんかと違って余計なもの くっついてないし、無垢というか純粋というか」 「裏がないって言いたいんだろ、いいから早くさしな、これだから初心者はいけねぇ」
「我が藩は金鉱をかかえる金持ちゆえ、金で矢をつくるぞ!」 「殿、それは名案ですな」 「あいつら貧乏藩は、なにやら鉄でつくっておると聞くが」 「鉄よりは、金でつくった矢の方が勝ると存知あげまする」 「まっことそうよのー」 てんで双方応戦と相なりました。 「も、申し上げます」 「どうした?」 「はっ、我が方の矢は、からっきし相手に当たりませぬ!」 「どれ、見せてみい!うーんやはり金はいかん、先が折れてる」
「おい五右衛門、テレビを見ろよ、もうすぐマラソン ゴールだぜ。」 「ルパンが金メダルを盗むと言っておった。どうやるのか興味はある。」 「よしビデオに録っておこう。おっ来たぞ!」 {さあ先頭で競技場に入ったのは日本のQ選手です。あとグランド一周!もう少しだ。今、今ゴ、ゴール・・ゴール?あれ?まだ走っています。Q選手も首をかしげてる。あれ?ゴールが無い?ゴールが消えています!} 「な、なんだ?わかった!きっと、ゴールドろぼう(ゴール泥棒)ってことだぜ。」 「では金メダルではなくゴールを盗んだということでござるか。」 「ルパンめ、ふざけやがって。一文にもならないことを。馬鹿馬鹿しい、もうビデオ止めてくれ!」 「あ、えっと、拙者メカには弱く・・これじゃない、ええっと・・次元殿!ちょと!」 「あ〜あ何やってるんだ。こんなつまらない物 全部録画しちまったじゃねえか。」 「ルパンのせいでござる。テープが切れなっかった。」
「おい、次元、五右衛門、見てくれ。金の延べ棒を頂戴する計画書だ。」 「なに?4月29日から少しずつ奪って7日目の5月5日に完了、時間は毎回夜8時?」 「金の延べ棒だろ?ゴールデンウイークのゴールデンタイムに決行だ。」 「そんなシャレでやって うまくいくのかよ。」 「拙者はそれより7日間も続けてでは 時代劇が観られないのが困るでござる。」 「大丈夫だ、次を読んでみろ、2人×7日=14人って書いてあるだろ?」 「14人?俺たち3人でやるんじゃないのかよ。」 「もちろん俺たち3人で シフトを組んで交代でやるさ。」 「じゃあ14人ってのは?」 「ああ こりゃあ 延べだ。」
「おいルパン、ホントにこの屋敷に金の像があるんだろうな。」 「ああ、幻の古代中国オリンピックの像だ。あそこ見ろ!金の像が三つ並んでるぜ。」 「ん?右がレスリングする虎、真ん中が綱引きする竜、左がハンマー持った孔雀。」 「このうちの一つだけ本物だ。ハハハ、次元 竜(たつ)が本物の金の像だぜ。」 「なんだルパン、もう解ったのか?」 「よく見ろよ、真ん中に立つ(竜) が金だ。」
「アニキ、おはよう。」 「ああ、おはよう。」 「アニキにちょいと教えてもらいてえんだがな。」 「なんだい。」 「江戸のお金で五分っていうと、大したお金なんだろうね。」 「五分って勘定のしかたはしねえな。四朱で一分、四分で一両だ。一両一分というべきだな。一両ありゃ一年食べてけたっていうから相当なもんだな。もうちっと勉強しろい。ところでそのナリはなんだ。真っ黒な出で立ちで、その生地はゴムかい。」 「アニキこそ何も知らないんだな。これはカーボンファイバー素材の服だぜ。」 「この野郎。俺の上手を行くきだな。」 「そんな気はないよ。ただ、これでアニキとは、ゴブトゴムになった。」
疝気の虫といえば、唐辛子が苦手で唐辛子に遭遇したときは別荘(金の玉袋)へ逃げることは、よく知られていますな。 あるとき、股旅の疝気の虫が居ましてね。流れ流れて東京へやって来たんですな。 昼時のそば屋でのことでした。 「なんや、今回の旦那は丼ものがすきですな。わしらの好きな、あのツルツルをやってくれませんな。」 そうこう云っている内に 「おい、上の方からツルツルらしいええ匂いがしてきたでぇ。」 みんなご飯ものに嫌気がしてましたので、いそいでのど元まで上がってきました。 「おい、お向えさんからの匂いや。お向えさんへ移りまひょか。」 「ちょっと待て、むかし別荘のないところへ行ってエライ目にあった話聞いたことあるでェ。」 「だいじょうぶや。お向えさん、スーツを着たなかなかの美男子や。」 みんな一斉にお向えさんに移って早速胃袋まで降りたんですな。 「なんや、なんや、そばでっせ。それにつゆが黒うてあかんがな。」 関西からきた疝気の虫だったので、澄んだつゆのうどんが好物だったんですな。 ついてない時には続くもので、このお方は風邪気味だったんですな。 このお方は風邪のときは唐辛子が効くと誰かからおそわっとったんですな。 そこで、残ったつゆにいっぱい唐辛子を入れて、飲みはじめたんですな。 疝気の虫がびっくりしたのは、云うまでもありませんな。 「おい、たいへんだ、みんな別荘へ逃げろ」とみんなして別荘へ駆け込もうとしましたが、別荘がどこにもない。 哀れにも疝気の虫は唐辛子のせいでみんな死んでしまったんですな。 丼ものが好きな旦那がお向えのこのお方にたずねましたな。 「あなたは男優さんですか。」 すると、男装していた女の人は、「滅相もない」と言いたかったのですが、 つゆを飲んでましたのでうまく喋れなくて、こう云ってしまったんですな。 「ベッソウモナイ。」
子供「お母さん、TVで男の人が大きな金の玉を、二っつとも見せびらかしてるよ!」 母 「変なもの見るんじゃありません!」 子供「……、北島選手が、100mと200mの金メダル見せてるのに……」
「今度の映画の配役ですけどね、裁判官は遠山の金さん、探偵は金田一耕助、 刑事は足柄山の金太郎、悪役は金正日、目撃者は横丁長屋の金坊、 と決まってるんですけどね、ここはひとつ、先生に被害者役をやってもらえませんかねえ。」 「なにをっ。キンキンキンキンキンとうるせえんだよ。だれがやるかい。」 「だめですかねえ。銀幕のスター、いぶし銀の演技といわれた銀二先生。」
「もろ肌脱いだ金さんが、たんかを切って悪人をやっつけたときには、胸がすっとしたね。」 「そんなに見事な捕り物だったかね。」 「いや、見事な彫り物だった。」
「おとうちゃん、金メダル見せて!」 「だめだ!子どもにゃ見せられねえよ。」 「どうしてさあ?」 「金メダルだけに、18金(禁)さ。」 |
滋賀県人「うちには日本一でかい琵琶湖があるぜ」 静岡県人「日本一なら こっちは富士山だ。浜名湖に鰻も忘れるな」 滋賀県人「こっちには その鰻を入れる立派な信楽焼きがあるさ」 静岡県人「そんな器はいらねえ。こっちには でっかい湾(碗)がある」
熊さん 「おう 鉛筆なんか咥えてどうしたい」 八っあん 「いやあ 静を書けん」
議員「静岡県といえば」 秘書「旅行けば 駿河の国に 茶の香り ときますね。」 議員「浜名湖のうなぎ、駿河湾の桜えび、わさびもあるぜ。」 秘書「食い物だけじゃないですよ。静岡からの富士山は絶景です。」 議員「伊豆の温泉や、越すに越されぬ大井川ってのもあるぜ。」 秘書「人だってすごい人がいっぱい出てますよ。清水の次郎長、ビタミン博士の鈴木梅太郎、ホンダの本田宗一郎、ピンクレディ、ちびまるこちゃん 」 議員「大事な人を忘れてるぜ。」 秘書「誰です。」 議員「今売り出しの秋風亭さんを忘れちゃいけねえな。」 秘書「ずいぶんよいしょしますね。選挙に出るときのこと考えてますね。するがしこいね。」 議員「駿河だから"ずるがしこい"の濁点とって"するがしこい"ってか。」 秘書「いいえ、議員さんに最初から汚点がついてるのはいただけませんから。」 |