これもおなじみ、お題を頂いて即興で小噺を作るおあそびです。
「芝浜」「酔っ払い」「財布」のような三題噺も良いかも。 |
社長 「君 又間違えたのかね?」 ヘボ社員 「どうもすみません」 社長 「もう君わ (あ首) だ」
熊さん 「汚ったねえお雛様だなあ あ首 が取れた」
「いいか!お前はどうしていつもいつも注意しているのに!話を聞け!」 「(口を大きく開けた後ゲッ。」 「こいつ。ゲップするな。」 「いや、ゲップじゃないあくびだ。」
眠たい時だけでなく、退屈な時にでも、あくびは出るようでございますな。 「おい!木村。今度、仕事を怠けておったらクビだからな」 「分かっています」 「ワシらは、これから花見へ出かけるから」 「私も連れて行ってくださいよォ」 「お前はダメだ。昨日も仕事をサボって帰ったから」 「あれは・・・その・・・」 「良いわけするな!」 可愛そうに木村さんは花見に連れて行ってもらえなかった。 「あーあ、暇だなァ・・・」 ふと前を見ますと、美味しそうな饅頭が置いてある。 「おっこれは、上等の饅頭だな。さては、誰ぞが、一人で留守番してる俺のために置いて行ってくれたんだな」 コイツも腹が減ってたもんですから、ぺろぺろっと全部食べてしまい、満腹になったと見えて 「あーあ、まだまだ帰って来ないな、一眠りしてやろう」 そうこうしている内に上司が帰って来ます。 「木村!ちゃんと留守番しておったか?」 急に帰ってきたものですから、跳ね起きて 「はい!!しっかりと」 「お前、ここで寝ていたな」 「そんなこと、する訳がない」 「お前、ここにあった饅頭を食べたな?」 「・・・いえ、知りません」 「嘘をつくな!この饅頭を食べて、そこで寝ていただろう!」 実は、もう一人部下を置いてて見張らしていた訳ですな。 「お前が、そこで何度も、あくびをしていたのは、全部お見通しじゃ!」 「どうしてです」 「昔のことわざに言うだろう。あくび千里を走る」 |
八っあん 「熊さんの頭をポカリ」 熊さん 「いきなり人の頭を叩くなんて何だい ちく商売にして返すぜ」
ゴチャゴチャ 丼 屋「ええ、丼〜丼〜今日はカツ丼・天丼・中華丼いろいろあるよ〜。10文だよ。」 草履屋「草履〜草履〜5文だ〜。」 豆腐屋「豆腐〜い。5文です。」 団子屋「団子〜。団子〜。1本1文。」 納豆屋「なっとなっと納豆。4文です。」 丼 屋「おい、草履屋。うるさい!俺の売り声が聞こえない!」 草履屋「豆腐屋。うるさ過ぎるぞ!」 豆腐屋「団子屋!うるさい!」 団子屋「納豆屋。うるさいぞ静かにしろ!」 納豆屋「丼屋!うるせえ!」 丼 屋「ちょっとまて。ゴチャゴチャになってどうせみんな聞こえてない。だから、順番に言っていけばいいんだ。」 豆腐屋「それはいい。最初は誰だ?」 団子屋「俺だ!」 草履屋「俺だ!」 納豆屋「待て待て、サイコロで決めよう。ここに丁度5つある。」 丼 屋「そうだな。(振る)やった、俺が最初だ。いくぞ。丼〜。」 草履屋「草履。」 豆腐屋「豆腐。」 団子屋「団子。」 納豆屋「納豆。」 町 人「はて、ドンブリゾウリトウフダンゴナットウって何だ?変なもの交わされては困る。」 丼 屋「おいおい、みんな逃げちゃったよ。茶屋で休憩しよう。」 一 同「そうだな。」 茶 屋「いらっしゃい。どうしたんだ。そんな浮かない顔して。」 丼 屋「うん。全然売れないんだ。」 茶 屋「どんな売り方をしたんだ。(聞く)ははあ、それじゃあいけないよ。一つ一つ別々に言わなきゃ。」 丼 屋「ははあ、そうか。ありがとう!…なるほどねえ、売れない理由が分かったよ。じゃあ、始めよう。ええ、丼は別。」 草履屋「草履は別。」 豆腐屋「豆腐は別。」 団子屋「団子は別。」 納豆屋「納豆は別。」 |
熊さん 「お仕置きって 動物ンだい?」 ペコリンコ 昔話の所へ書いてしまいました
童話、ウサギと亀の話は皆知ってると思いますから説前しませんが。負けて苦やしいはないちもんめではなくウサギ、 「くそ〜。あそこで寝なきゃ良かったんだ。」 「別に僕はあなたに寝ろとは言ってません。」 「ううん。もう一回。この山からふもとにある茶屋にしよう。」 「峠にしませんか?」 「いや、ふもとの茶屋だ。」 「じゃあ、いいでしょう。」 「よーい。ドン!」 と、言った瞬間亀は坂道に入ったところで手足頭を甲羅の中にスポッ。コロコロと転がっていった所でとまって、そこからは、ゆっくり走りました。そこに走ってきたウサギ。 「お、ウサギさんが来たな。」 と、スポッと甲羅の中に入ってじっとしていたところにウサギが来たのでウサギはつまずき、ゴロゴロと転がっていき、藪の中を突きって、ふもとまで行きました。 「ウサギさんの勝ちです!でも、平気ですか?」 「勝ちだけど、嬉しくもなんともないよ。」 と、そこに通りかかった医者、 「どうしたんだね?うわ、ひどい怪我だ。でも、峠はなさそうだ。」 「へえ、ウサギさんの山は小さいですね峠がないなんて。」
旅に出た男。特徴は狐のような顔でその日は黄色い羽織を着ていたのでこのような体験が出来のでしょう。 「しまった。こんなに暗くなっちゃった。宿探さなきゃ。…あ、近江屋か。入ってみよう。こんばんは。」 「いらっしゃいませ。」 「泊めてもらいたいんでけど、自慢は?」 「へえ、湖がよく見えます。」 「ええ、湖が?さっきは見えなかったが…夜だからかな?見せてもらえませんか。」 「そこの窓からご覧なれます。」 「へえ、なんだいこりゃあ。池じゃないか。」 「池も湖も同じようなもんでしょう。」 「もういい!さいなら!…ほかにはないかな。お、”化屋”入ってみよう。こんばんは。」 「いらっしゃいませ。」 「泊まりたいんだけど、ここの自慢は?」 「はい。大広間があります。あと、大浴場も。それに料理は最高です!」 「ほお、いいとこ尽くめじゃないか。」 「お茶どうぞ。」 「ありがとう。なんだいこりゃ、お茶葉だけじゃないか。こういうものは、お湯で漉して飲むものだろ。」 「それじゃあ、風呂場に行ってお湯を飲めばいいでしょ。」 「そういうわけじゃないんだよ。まあ、食事を願います。」 「いい鶏が入っていますが。」 「頼む。」 「では、大広間に。」 「うん。…なんだいこりゃあ。8畳くらいしかないじゃないか。こんなの大広間なんていえないよ。…なんだい。この食事は。鶏を生のままポンッと置かれてもどう食べればいいかわからないよ。」 「なら、ねずみにしましょうか?」 「やだやだ。」 「大広間じゃないといいますが、でも、20匹くらい入りますが。」 「20匹?人間は一人二人と数えるものだ。」 「へえ、人間じゃありません狐です。」 「狐?なんで?ん?そういえば、この鶏は変なにおいがすると思ってさっき来たねずみに食わせたら死んだ。毒が入っているな!」 「よく分かりましたね。」 「あんたの正体は何だ。」 「(狸に戻る)へえ、狸で。狸と狐は仲が悪いんで狐をを殺そうと思いまして。」
犬「『犬猿の仲』なんて言って俺たちが仲が悪いなんて勝手な事言って人間はひどいねえ。なあ、猿!」 猿「ああ、そうだねえ、ひどいもんだねえ。」 犬「それを言うなら『柴猿の仲』だ!」 猿「柴ってなんだ?」 犬「柴田勝家だ。」 |
♀ 「あたしを振るなんて失恋(失礼)しちゃうわネ」
「おい田中、何くらい顔してんだよ。」 「電気ついてないよ。」 「あそうか。・・・って、お前そんな前世紀の遺物のギャグとばしてる場合かよ。寒過ぎるじゃなねえか。」 「エアコン効きすぎたかな。」 「うん、そうだな。・・・お前又そんな東京行きのギャグとばしやがって」 「何だよそれは。」 「下らない。」 「お前だって言ってるじゃねえか。」 「・・・まあいいじゃねえか。それよか、さっきから何度もケータイで呼んでいるのにさあ。応答がないじゃんか、どうなったかと思って気になってわざわざ下宿まで来たんだぞ。」 「すまねえな。鈴木。駄目だったんだよ。」 「じゃあ。ミホちゃんにアタックしたのに駄目だったか。」 「だってさ。ミホちゃん。俺を顔見るなり青ざめて悲鳴を上げて逃げて行きやがるんだよ。」 「何だい。まるで人をゾンビにみたいに扱いやがって。」 「ひでえ話しだろう?」 「そうだよ。それじゃあ。ゾンビに悪いよ。」 「おい!お前傷口に塩をなすりつけるような事言ってどうすんだよ。それじゃあ慰めにならねえ。」 「あ。すまねえ。・・・しかし変だなあ。お前昨日俺がちゃんとアドバイスしたようにしたのか。」 「したの何のって。まず第1印象が大事だっていうから、髪をきちんとムースつけてよ、ヒゲもそったよ。」 「そうか。で、昨日ちゃんと風呂入ったか。」 「当たり前だよ。念を入れて朝風呂も入ったよ。」 「そうか。で、服装は。」 「お前が言ったようにコットンのTシャツとジャケットにしたよ。ズボンは黒のコールテンだよ。」 「財布に現金とカードは。」 「ちゃんと入れたよ。」 「靴は」 「おニューのスニーカーだよ。」 「そうか。おかしいなあ。そこまであれば言う事なしなのに。」 と思ってよく見ると、田中君のチャックが全開。 「あ。お前、ズボンのチャック全開だよ。」 「しまった。」 「いや、閉まっていないんだよ。」
「お姉ちゃん、どうして兄さんは泣いて帰ってきたの?」 「さっき、彼女に振られて来たのよォ。あなたも慰めてあげて」 言われて妹が兄貴の部屋行って、また戻ってきた。 「自分で慰めていた」 |
女房 「おまいさんは碁しかレ(ン)ジャ−を知らないんだねェ」
「みんな、新しい仲間を紹介する。シロレンジャーとクロレンジャーだ。」 「なんでそんな地味な奴入れにゃならんのよ?コムサかい?」 「バカ、発展途上国でドサ回りするには白黒テレビしかないんだよ。」 「ぎゃふん。」 |